映画『ウィズネイルと僕』


STORY

"壊れた時計も日に2度は正確に時を刻む。1度は僕もウィズネイルを信じそうになる"

1969年、ロンドン北部カムデンタウン。ちょっとエキセントリックな売れない役者のウィズネイルと、その5年越しの友達で同じく売れない役者の"僕"。テレビもなければ冷蔵庫もない、食い扶持はひとつ、職業安定所。演劇学校で勉強して、エージェントと契約したものの、おんぼろフラットを共有する貧乏暮らしの中で、共に酒を飲み語りあい、ドラッグもたしなむという典型的な60年代後半流の青春を送っていた。

「どうやらここには長く居すぎたらしい…」

ある初冬の週末、彼らはロンドンを離れ、ウィズネイルの叔父を頼って、地方へと息抜きの旅に出た。こぢんまりとした、しかし立派な屋敷で、毅然と、趣味よく生活している叔父に接し、"僕"は憧れの気持ちを持つが、ゲイでもある叔父は閉鎖的な田舎暮らしにつきまとう中傷や孤独に耐えかね、アルコールに浸りがちだった。そして、泥酔する彼に迫られかけた時、"僕"は田舎で生きることの都会と変わらぬ困難と畏れを知る……。



5/3(土)~5/31(土)
吉祥寺バウスシアターにてクロージング上映!